日本人に多いがん【大腸がんの治療は早期発見が肝心】

先生

早期発見が困難な疾病の例

症状が悪化しやすい背景

男性

現代では医療での研究が進み、様々な疾病に対して予防や対処が進んできたとされます。しかしその一方で、疾病によっては依然として早期発見や対処が難しい、あるいは不明な点が多い種類もあると言われています。すい臓がんもそうした厄介な疾病の1種とされています。そもそもすい臓は胃の後方に位置する幅20センチメートル程度の横長な臓器で、インスリンに代表されるホルモン分泌で血糖値を調節する役割がよく知られています。この部位にがんができた場合でも、初期段階では自覚症状が起こりづらいため、早期発見が難しいとされます。また小さい段階でも周囲の神経や血管などの管、あるいは臓器への転移が起こりやすく、悪化しやすい点も厄介な特徴となっています。さらに周りが各種臓器で覆われているため、発見や研究がしづらく、現在ではまだすい臓がんを起こしやすい人のタイプさえ特定し切れていないとされています。

異常を見過ごさない意識

すい臓がんでは主な症状として、胃の付近や背中の重苦しさと食欲不振、急な糖尿病の発症、体重の不自然な減少などが挙げられます。また、胆のうから分泌された胆汁の通り道がすい臓がんによって狭まったり塞がれたりすると、黄疸や灰白色排せつ物といった異常が起きる場合もあるとされます。いずれの場合でも発症確率が高まるとされる40歳以上で、今までと違う違和感を感じた場合は、念のために受診を行う事が推奨されています。また60歳を超えた人の場合は、定期的な受診も勧められています。すい臓がんは喫煙習慣や糖尿病・肥満を持つ人はかかるリスクが増えるとされており、これらを避ける事も予防に繋がるとされています。検査では主に超音波やCT、MRIなどを使った内臓状態の確認が行われ、結果によって治療法が確定します。それらによって他臓器による疾病の確率を排除しながら、すい臓がんを発症しているか否かを絞り込みで特定する事になっています。